

ビルの外観および、アトリウム空間『フコク生命(いのち)の森』のデザインには魅力的な都市景観を創出することを目的に、国際的に活躍する気鋭のフランス人建築家、ドミニク・ペロー氏を起用。
外装材のガラスカーテンウォールをランダムに配置した低層部から、せり上がっていくビルの表情は、天空へ伸びる森の「大樹」をイメージしたものとなっており、地域の更なる発展への思いを込めたものとなっています。

エントランスは、温かな木の風合いと、金属の硬質感が融合した梅田エリア屈指のオフィスにふさわしいスタイリッシュなデザイン。
全面ガラスファザードから大パノラマが広がる、天井高2.8m、広さ約1,500㎡の無柱空間が心地よい開放感を感じさせるオフィススペース。
エレベーターホールや廊下など各種共用施設においても機能美とクオリティを追求し、すべてにおいて洗練されたビジネス環境を生み出しています。

自然エネルギーを利用した省エネルギーシステムの導入やエネルギーの有効活用などを通じて、地球温暖化防止に取り組んでいます。
これらさまざまな環境への配慮により、CASBEE大阪(大阪市建築物総合環境評価制度)において、環境性能効率の最高位Sランクを取得しています。




富国生命では、社会貢献活動の一環として、森林保存を目的に、静岡県伊東市に所有する緑地において富国生命職員の自主参加による竹の伐採=「フコク生命(いのち)の森プロジェクト」に取り組んでいます。
地球温暖化が社会問題化する中、森林保全を通じた環境改善の必要性を体感してほしいとの思いを込め、ご利用いただく皆様に、植物の持つ「力」を感じていただく空間を創りました。
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地下2階から見上げると、ガラス材に森の画像をピクセル加工して挟み込んだ、高さ約26m、広さ約700㎡の「フォレストウォール」が出現します。
見上げる場所によって、森のさまざまな風景が浮かび上がります。 -
森林浴の心地よさには、消臭効果やリラクゼーション効果があるといわれている「フィトンチッド」成分が影響していると考えられています。
フコク生命(いのち)の森は、このフィトンチッド成分を加えた空調システムを採用しています。 -
木漏れ日や草花など、森の成長をイメージした「花の回廊」をフローリングの床面に描き出します。
都会の中心にいながら、まるで森の中にいるかのような空間を演出すると同時に、時の経過を知らせています。 -
最新ニュース、天気予報、株価・為替や地域の情報、そしてアート作品などを巨大スクリーンに投影します。
この森には、いつも新鮮な情報があふれています。

地上4階と5階は、知的創造基地と位置づけ、大学関係機関と連携し21世紀にふさわしい情報を発信していきます。
最新の情報に触れたい一般の方々に施設を開放し、街の人たちの声をフィードバックすることで次の研究へつなげていく、「産学連携」ならぬ、「産学民連携」を目指します。


「食」と「植」のポテンシャルを活用した、「心身ともに健全なる生活設計と健康づくり」をテーマに、大阪大学名誉教授・小林昭雄氏が総合プロデュースする施設。
大学との共同研究プロジェクトを行う企業が、その成果を社会に情報発信する場として活用します。


通信教育課程の学生向け授業や、一般公開講座「藝術学舎」を開講しています。
(デッサン、ドローイング、水墨画、仏像を見る、西洋美術史、日本美術史など)

立命館 大阪梅田キャンパスでは就職活動支援や、経営管理研究科(MBA)などの社会人大学院を開講しています。立命館孔子学院や中国同済大学との連携など、国際交流にも取り組んでいます。また、教育や研究活動を目的とした施設利用が可能なサテライトキャンパスです。
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